交野市

50周年を迎えるにあたっての市長から皆さんへのメッセージ

公開日 2021年06月28日

更新日 2021年06月30日

交野市は令和3年11月3日に、市制施行50周年を迎えます。

交野の地での人の営みは石器時代まで遡ることができ、地理的に大阪・京都・奈良の中心に位置するこのまちは、長い歴史の中で様々な文化を吸収し、素晴らしい風土を培ってきました。 交野市の市民憲章“「和」(自然と・文化と・人と)”も、その一つの表れと言えます。

市に至る沿革は、明治22年の市町村制の公布による交野村(私部、倉治、郡津)、磐船村(森、寺、私市、傍示)、星田村の3村に始まります。昭和14年には交野村と磐船村が合併し交野町となり、昭和30年には交野町と星田村が合併し、新しい交野町となりました。 その後、昭和45年の国勢調査において人口3万3,701人を数えることとなり、都市的施設の充実を図るため、昭和46年11月3日、府内31番目の市として「交野市」が誕生しました。

以後、まちの中心を流れる天野川、交野山をはじめ緑豊かな山々など、身近に溢れる自然と、昔ながらの趣を残す集落や新たにつくられた住宅地が調和するまちとして発展を続け、現在では約7万8千人の人々が暮らしています。 現在も若い子育て世代が多く移り住んでいただいており、近年では、第二京阪道路の開通により交通利便性が飛躍的に高まったことから、星田北エリアでは新しい市街地が生まれつつあり、住民誘致や雇用の創出となる企業誘致が見込まれています。 但し、少子高齢化・人口減少は、本市も避けられない大きな流れであり、市制施行以降、毎年増加する人口に対応するため整備してまいりました市役所、学校、文化・スポーツ施設などの公共施設や、道路・上下水道などのインフラ施設は、時間の経過とともに老朽化が進んでいます。

人口増加を背景とした経済成長など、これまでの右肩上がりの時代は終わり、地域社会は成熟した段階を迎えています。安全・安心で快適な暮らしのための都市機能や、自然・文化等のまちの魅力を未来に引き継ぎ、また、エネルギーや食糧消費の反省、多様性を認め合う価値観、あらゆる分野でのIT技術の活用など、世界的な時代の流れを踏まえながら、まちの活力や地域の豊かさをこれからも持続させていかなければなりません。

この佳節を機に、先人達への感謝や郷土愛の醸成をさらに深めながら、この50年間、誰も経験したことのないコロナ禍の中ではありますが、令和3年を未来への飛躍に向けた新たな一歩を踏み出す年としてまいりたいと考えています。

子どもから現役世代、シルバー世代まで、全ての市民がいきいきと充実した生活を送ることができる、「住みたい・住み続けたい・住んでよかった」と思える交野に向けて、市民の皆さまとともに、さらなる歩みを進めてまいります。

令和3年4月1日 交野市長 黒田 実