公開日 2020年03月19日
今般の新型コロナウィルス感染症の発生に伴い、手指の消毒等のため、消防法で定める危険物の第4類アルコール類に該当する消毒用アルコールを使用する機会が増えています。
消毒用アルコールは火気により引火しやすく、また、消毒用アルコールから発生する可燃性蒸気は空気より重く低所に滞留しやすいことから、多量に取り扱う場合には換気が必要など火災予防に留意する必要があります。
つきましては、以下のことにご注意ください。
1 消毒用アルコールを使用するときは、火気の近くでは使用しないでください。
2 室内の消毒や消毒用アルコール容器の詰め替え等を行うときは、可燃性蒸気が滞留するおそれのない通風性の良い場所や換気が行われている場所で行ってください。
3 消毒用アルコールの容器を設置、保管する場所は、直射日光や高温となる場所を避けてください。
また、消毒用アルコールの容器を落下させたり衝撃を与えないようにしてください。
4 消毒用アルコールを容器に詰め替える場合には、漏れやあふれ、飛散に注意してください。
また、詰め替えをした容器に「消毒用アルコール」である旨や、「火気厳禁」等の注意事項を記載してください。
火災予防上の一般的な注意事項となりますが、消毒用アルコールを安全に使用していただくためにご注意お願いします。