公開日 2020年10月01日
更新日 2020年10月01日
飛沫感染防止用シート等を設置する場合は火災に注意しましょう。
新型コロナウィルス感染症対策として、レジや窓口などに飛沫防止ビニール製などのシートを設置する店舗や事業所が増えています。
ビニール製やナイロン製などの飛沫防止のシートは燃えやすく、一度燃えると一気に燃え広がる性質がありますので飛沫防止シート付近での火気の取扱いには注意してください。
実際に、付近でのライターを点火により、飛沫防止シートに燃え移った事例や、天井から吊り下げている飛沫防止シートの近くにあったダウンライト照明の熱によりシートが溶けるといった事例があります。場合によっては大きな火災になる可能性もあることから、軽視しないように注意してください。
また、飛沫防止シートの設置状況によっては、スプリンクラー設備の散水障害や、自動火災報知設備の感知障害など消防用設備の障害となり、飛沫防止シートを原因とした火災以外での火災が発生した場合においても消防用設備が有効に働かない可能性があります。
消防用設備から距離や間隔を開けたり、天井付近には飛沫防止シートを設置しないなど設置に工夫をしていただいて、新型コロナウィルス感染症対策を行う中で、火災という被害がでないように皆さんで注意していきましょう。
総務省消防庁において飛沫防止用シートに係るリーフレットが作成されております。本ページに添付しておりますので、リーフレットもご参考ください。
設置についてのお問い合わせは、下記にある消防本部予防課までお願いします。
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