公開日 2011年07月12日
更新日 2016年07月05日
A.鉄さびがはがれて混ざったものです
【原因】
赤水は、給配水管内部の露出した鉄面が、錆び、水道の使用状況の変化(水の滞留や水圧、水量変化)により、水中に剥離した場合に起こります。
赤水が短時間で収まる場合は、給水管に原因があると考えられ、長時間継続する場合は、配水管に原因があると考えられます。
【対策】
コップに水を取って明らかに赤いときは、飲用しないで下さい。
赤い水が出た時はしばらく水を流し、きれいになってから飲用して下さい。この時流した水は、バケツ等にとり、植木や庭のまき水、トイレ、掃除等に使って下さい。
長期間継続する場合は、洗管作業を当局で行いますので、ご連絡下さい。
【安全性】
鉄は、人体にとって1日10mg(成人)必要とされる成分です。
万一、少量の赤水を誤って飲んだとしまったとしても、過剰の鉄が貯留されないようになっており、大部分が排出されてしまうので、特に心配ありません。ただ、多量の赤水あるいは鉄の濃度が異常に高い水を飲用した場合は嘔吐や下痢を催すことがありますので、乳幼児が誤飲した時は、医師に相談して下さい。
【参考】
鉄の水質基準:0.3mg/l
お問い合わせ:交野市水道局 星の里浄水場 浄水課水質管理係
TEL:072-893-6281 FAX:072-893-6282 E-mail:suidouj@city.katano.osaka.jp