公開日 2016年02月03日
更新日 2018年03月16日
最近、各地で悪質な消火器の訪問販売や訪問点検による被害が多発しています。不適切な点検を行う業者の手口は巧妙であり、高額で消火器を販売したり不適切な点検を行い高額な金額を請求したりします。被害やトラブルの発生を未然に防止するために、次の事に十分注意してください。
悪質な訪問業者の手口とトラブル防止のための注意点
悪質業者の手口とは
一般家庭
一般家庭では、女性やお年寄りしかいない日中などに訪問して「消防署の方から来ました」とか、「法が改正されて一般家庭にも消火器の設置が必要です」などと、設置義務のない一般家庭に言葉巧みに高額な消火器を販売します。
※注意点
- 消防署では、消火器の斡旋・販売や点検は一切行っていません。
- 業者名・連絡先等を必ず確認するようにしましょう。
- 法律では一般家庭に消火器の設置義務はなく、また消火器を点検する義務もありません。
(ただし、消火器には有効期限がありますので、有効期限切れにはご注意ください。
事業所等
- 特に消火器のたくさん設置している、事業所、学校、幼稚園、寺院等の施設が狙われます。
- 出入りしている点検業者を巧妙に装います。(訪問前に電話をかけて信用させたり、本社等からの依頼のように装います。)
- 点検の承諾をあいまいにすると素早く消火器を集めだしたり、正規の点検内容をみて、点検の理由をでっちあげます。
- 内容を説明せず、一見合法的な書面に署名、会社団体名、社判の捺印を求めます。
※注意点
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業者が訪問した際、身分証明の提示を求め、正規の契約業者であるか確認してください。
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不要な場合は、購入や点検をはっきりと断りましょう。
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契約書の署名、捺印はしっかり確認してからしましょう。
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従業員や社員に悪質訪問点検業者の存在や手口を伝え、周知徹底してください。
お問い合わせ先
消防本部予防課 072-892-0012(直)
クーリングオフ等の相談窓口
交野市消費生活センター
相談専用電話 072-891-5003(直)