公開日 2013年08月30日
更新日 2018年03月16日
平成25年8月15日、京都府福知山市の花火大会で多数の死傷者を出す火災が発生しました。
花火大会、夏祭り、秋祭り等多くの人が参加する行事で火災が発生すると、被害が甚大となるおそれがあります。
特に、屋台などに使用する火気の中でも、ガソリン等の危険物の貯蔵・取扱いや液化石油ガス(以下「LPガス」という)
の使用については細心の注意が必要となります。
※詳しくはイベント会場等におけるガソリンの貯蔵・取扱い時の留意事項.pdf(134KBytes)をご覧ください。
ガソリンの特性
・引火点が-40度と低いため、きわめて引火性が高い。
・蒸発しやすく、その蒸気と空気を混合したものに点火すると、急激な燃焼がおこり、時には爆発することもあります。
・蒸気は空気より約3~4倍重く低所に滞留しやすく、また低いところを伝わり思わぬところで火災を引き起こす可能性があります。
・電気の不良導体で静電気を蓄積しやすく、蓄積された静電気が放電し、発生した火花によって引火する危険性があります。
ガソリンの貯蔵・取扱いの注意事項
・消防法に適合した金属製の容器等で貯蔵・取扱いして下さい。
・容器から可燃性蒸気が流出しないようにしっかりと栓(ふた)を閉めて下さい。
・火気や高温となる場所から離れた直射日光を避け風通しの良い場所で貯蔵してください。
・容器を開放する場合は必ず圧力調整弁で減圧して下さい。
・発電機等のエンジンをかけたままの補給、タバコを吸いながらの取扱いは絶対に行わないで下さい。
※詳しくは危険物保安技術協会ページをご覧ください。
LPガスを使用する際の注意事項
・LPガスを購入するときは、販売業者から使い方などの説明を受けて下さい。
・ゴムホースの接続部分の緩み、取り外す際のバルブの閉め忘れに注意して下さい。
・劣化したゴムホースはすぐに交換して下さい。
・使用後はガス容器のバルブを完全に閉めて下さい。
・ガス臭いと感じたら、LPガス販売店へすぐに連絡して下さい。
※詳しくは経済産業省のページをご覧ください。
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