公開日 2022年11月25日
更新日 2022年11月25日
ノロウイルスによる腸炎は一年を通して発生しますが、特に冬季に流行します。
感染力が強く、少量のウイルスを摂取するだけで発症します。
原因となる食品を食べてから症状が出るまでには通常1~2日かかります。
症状は、吐き気、おう吐、下痢、腹痛などです。
特に体力の弱い乳幼児や高齢者は、脱水症状を起こしたり体力を消耗しないように、水分と栄養の補給を充分に行いましょう。
下記事項に留意し、感染拡大防止に努めましょう。
感染を広げないためのポイント
1.しっかり手を洗う
- 手にはさまざまな雑菌が付着しています。それらの菌を体内に入れないために、指の間や手首まできれいに洗いましょう。
- 手洗いの後のタオルは共用せず、個人用タオルかペーパータオルを 使用しましょう。
2.食中毒を予防する
- 加熱が必要な食品は、中心部までしっかり加熱(85℃1分間以上)して食べましょう。
- 調理器具等は使用後に洗浄、殺菌を十分に行いましょう。
- 食中毒予防の3原則
細菌やウイルスなどを食べ物に「つけない」
食べ物に付着した細菌を「増やさない」
食べ物や調理器具に付着したウイルスを「やっつける」
3.おう吐物、便の処理
- ノロウイルスによる感染性胃腸炎では、感染者のおう吐物、便から感染します。ウイルスが乾燥して空中に漂い、その飛沫を吸い込むことで感染するため、 「すぐに拭き取る」「乾燥させない」「消毒する」の3原則を守りましょう。
処理をするときは、使い捨ての手袋、マスクを着用しましょう。
4.健康管理の徹底
- 日ごろから健康管理を行い、「かかったかな」と思ったら、早めに医療機関を受診し、感染拡大防止に努めましょう。
リンク
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