公開日 2017年06月08日
更新日 2017年06月08日
○アライグマは、北アメリカ原産の動物です。近年、野生化したアライグマが、市内各所に出没し、農業被害や家屋への侵入などの被害が発生しています。
○気性が荒く、興奮すると噛みつくことがあり大変危険です。また、北米では「狂犬病」の主要媒体動物となっている他、「アライグマ回虫症」の発生も報告されています。
○春先はアライグマの繁殖期にあたり、活発に行動して人家の近くに現れることが多くなります。
アライグマによる被害があった場合は?
○繁殖期を中心に木に登る能力の高い哺乳類であるアライグマやイタチは天井裏などの家屋に浸入することがあります。
○軒下や戸袋、住宅基礎の部分が主要な侵入ルートになり、侵入があった場合は周辺や外壁に足跡が残っていることもあります。
○近隣に住み着いている、既に侵入した様子が見られるなどありましたら、アライグマの捕獲器を貸出ししていますので、一度ご相談ください。
(捕獲器の貸出しが集中した場合、お待ちいただくことがあります。)
○侵入口の状況に応じて、板や金網などでしっかりふさいで再び侵入されないようにしてください。対応が困難な場合は専門業者にご相談されることをお勧めします。
捕獲檻
誘引要因を無くす
○アライグマは雑食性ですので、生ごみは屋外に放置しないでください。やむをえず屋外に保管する場合は頑丈なポリバケツなどを用いてください。
○アライグマの場合、特に甘味系のエサを好みます。取り残した果実、落ちた果実は強い誘引要因となります。
○これらの誘引要因を無くし被害に遭うことを防止しましょう。
○また、屋根に庭木の枝が触れていると、枝をつたって屋根に移動しやすくなります。こうした枝は剪定しましょう。
アライグマの特徴
体長
41センチメートルから60センチメートル
体重
4キログラムから10キログラム
特徴
尾に縞模様があり目の周りに黒いマスク状の模様があります。
※見た目が類似しているタヌキ、アナグマに関する情報があります。発見・捕獲した場合はご注意ください。(「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」により、捕獲することはできません。)
性質
学習能力が高く、手先が器用で成獣になると力が強くなります。罠にかかった直後は気が荒くなり噛みつくなどの危険があるため注意が必要です。
活動時間
夜行性だが、昼間に目撃されることもある。
※ 画像、大阪府ホームページより