公開日 2019年05月31日
更新日 2026年04月28日
蚊が原因の感染症とは
病原体を持っている蚊に刺されることで起こる病気のことを「蚊(か)媒介(ばいかい)感染症」と言います。
海外で蚊に刺され、帰国後に発症するケースが多いですが、日本脳炎など国内での発生もあります。
| 病 名 |
潜伏期間 (最大期間) |
主 な 症 状 | 主な媒介蚊 |
| デング熱 |
3〜7日 |
突然の高熱、頭痛、筋肉痛、眼の奥の痛みや発疹など。 |
ヒトスジシマカ
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| ジカウイルス感染症 |
2〜7日 |
発熱、発しん、関節痛、結膜炎など。妊婦が感染すると、 |
|
|
チクングニア熱 |
3〜7日 |
発熱、発しん、関節痛や筋肉痛など | |
| ウエストナイル熱 |
3〜15日 |
発熱、頭痛、筋肉痛など。脳炎になり重症化することがある。 |
アカイエカ |
| 黄熱 | 3〜6日 | 発熱、頭痛、悪寒、筋肉痛、吐き気、嘔吐など | ネッタイシマカ |
| 日本脳炎 | 6〜16日 | 高熱、頭痛、嘔吐などに続いて、意識障害やけいれんなど | コガタアカイエカ |
| マラリア | 7〜40日 |
発熱、悪寒、頭痛、ときに下痢、嘔吐、咳。 |
ハマダラカ |
※ネッタイシマカ以外は大阪府内で生息が確認されています
※黄熱、日本脳炎にはワクチンの接種、マラリアには抗マラリア薬による治療が有効です
対策 〜 蚊に刺されない!蚊を増やさない! 〜
◆幼虫対策(蚊の繁殖が活発になる6月〜9月ごろ)
ボウフラの発生をなくすため、水たまりを減らす
・庭先、家の周りの雨水がたまる植木鉢の受け皿、バケツ、空き缶やペットボトルをなくす
・詰まった雨どいを掃除する
・雨水マス、側溝をこまめに掃除する
・撤去できない古タイヤには、コップ半分の塩を入れておく方法もあります
◆成虫対策(蚊が活発に活動する5月〜10月ごろ)
蚊の生息場所を減らす
・まめに草刈りをするなど、蚊が潜む場所を減らしましょう
蚊に刺されないため
・草むらなどに入るときは、肌の露出を控え、長そで、長ズボンの着用を
・虫よけスプレーや蚊取り線香などを使用する
・家の中でも蚊取り線香を使用
・窓を開けっ放しにしない、網戸の破れを修理するなどの対策を
定期予防接種
日本脳炎は、予防接種で免疫を獲得し、予防できる疾患です。
| 対 象 者 | 標準的な接種期間 | 回数 | |
| 第1期初回 | 生後6ヶ月〜7歳6ヶ月未満 | 3〜4歳未満 | 2回 |
| 第1期追加 | 4〜5歳未満 | 1回 | |
| 第2期 | 9歳〜13歳未満 | 9〜10歳未満 | 1回 |
※詳しくは、子どもの予防接種のページでご確認ください。
※日本脳炎流行地域に渡航・滞在する小児等に対しては、生後6ヶ月からの定期接種が推奨されています。
接種医療機関でご相談ください。
海外渡航される方へ
渡航先の情報をよく調べ、海外でも蚊に刺されないよう注意が必要です。
長そで、長ズボンや虫除け剤を準備しましょう。
予防できるものは、事前に予防接種を受けておきましょう。
帰国後、体調が悪くなった場合は、医療機関を受診し、海外で蚊に刺されたことなどを医師に伝えましょう。
海外旅行時には感染症に注意しましょう! (交野市HP)
関連リンク
蚊媒介感染症に注意しましょう (大阪府HP)
令和7年度蚊媒介感染症に係る媒介蚊のサーベイランス結果(大阪府HP)
蚊媒介感染症 (厚生労働省)
