樹木ガイダンス

公開日 2018年10月02日

更新日 2022年11月04日

シダレザクラ

バラ科サクラ属の落葉高木、エドヒガンの栽培品種で鑑賞用に平安時代から栽培される。寺社を中心に各地で栽培されており名木とされている樹も多く、天然記念物に指定されているものもある。枝が細く垂れる様に和名が由来する。

[出典:大阪市立大学理学部附属植物園]

 

ソメイヨシノ

鑑賞用に全国で広く栽培される落葉高木で、オオシマザクラとエドヒガンに間に生じた雑種起源の園芸種で明治初期に東京の染井村(現、東京都豊島区)の植木屋が売り出したといわれている。

[出典:大阪市立大学理学部附属植物園]

 

ドウダンツツジ

落葉低木。山地の岩場に生える。よく分枝し横に広がる。葉は枝先に集まって互生する。枝先に長さ7-8mmの鐘形の白い花を吊り下げる。春の白花だけでなく、秋の紅葉も美しいので生垣として多く植えられる。

[出典:大阪市立大学理学部附属植物園]

 

イチヨウザクラ(バラ科)

東京荒川堤にあったオオシマザクラ系サトザクラで、1本の葉化した 雌しべが出るのでこの名がある。4月上~中旬に直径4~5センチの淡紅色の花を咲かせ、満開時には白味がかる。

[出典:大阪市立大学理学部附属植物園]

カンザンザクラ(バラ科)

明治初年東京荒川堤の桜として有名になった桜で、現在は世界各地で愛好されているサトザクラの代表的品種。4月中旬に濃紅大輪の花を咲かせ、花弁は30枚以上になる。

[出典:大阪市立大学理学部附属植物園]

 

ヨウキヒザクラ(バラ科)

昔、奈良地方にあった桜で、つぼみは紅色であるが、開花時には 淡紅色となり、その花色から中国の楊貴妃を連想して世人が名付けた。

[出典:大阪市立大学理学部附属植物園]

 

ヨウコウザクラ(バラ科)

愛媛県の高岡正明氏により、アマギヨシノにカンヒザクラを交配。 1981年に品種登録される。 4月上旬に一重咲きの紅色の花を咲かせる。

[出典:大阪市立大学理学部附属植物園]

 

オカメザクラ(バラ科)

英国で作出された品種。 低木で、3月下旬に小輪で一重咲きの紫紅植の花を咲かせる。

[出典:大阪市立大学理学部附属植物園]

 

ホルトノキ(ホルトノキ科)

日本産の常緑高木で10~15メートルの高さになる。 関東以西の暖地に生え6~7月頃白い小さな花を咲かせる。

[出典:大阪市立大学理学部附属植物園]

 

キンモクセイ(モクセイ科)

中国原産の常緑小高木で、庭樹としてよく植えられる。 雌雄異株で日本には雄株しかなく、雌株はないので果実も見られない。 10月頃香のよい花を咲かせる。

[出典:大阪市立大学理学部附属植物園]

 

リュウノヒゲ

キジカクシ科ジャノヒゲ属の多年草で、ふつう山野の林下にはえる多年草。花は7〜8月に淡紫色または白色の花をつける。

[出典:大阪市立大学理学部附属植物園]

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