公開日 2020年06月29日
私たちの身体には「体内時計」が備わっていて1日の生活リズムを正確に刻んでいます。 しかし、体内時計と地球の自転が約15分ずれているため、体内時計をリセットしないとどんどんずれが広がり、体調不良の原因にもなります。そこで体内時計をリセットするためには、朝日を浴びることと、朝食をとることが大切です!
♪朝ごはんのはたらき♪
🌞体温をあげる
睡眠中は、私たちの体温は低くなっています。朝起きた直後はまだ体温が低い状態です。 朝食を食べることでからだ全体が目を覚まし、体温は徐々に上昇し始めて元気に動けます。
🌞脳が目覚める
朝ごはんを食べて脳にブドウ糖が送られると、脳は元気に活動し始め、やる気や運動能力、集中力が アップします。
🌞腸の働きがよくなる
食べ物が入ると胃から脳へ信号が送られ、排便を促す「胃・大腸反射」が起こります。特に朝はこの反射が強く起こるため、体の中の流れがスムーズに!
🌞肥満を防止する
朝食を食べることで体内時計のリズムが整うと、脂肪や糖を燃焼させる細胞が増えたり、筋肉の合成を手伝うたんぱく質が活性化して代謝効率がアップし、肥満防止にもなります。
♪朝食をそろえるための一工夫♪
*前夜に少しでも準備しておくと、安心です!
ごはん | ・ラップでおにぎり!具は、鮭・しらす・ハム・ウインナー・ふりかけ・ごまなど ・おじややリゾット!前日に残った汁物に、ごはんを入れて卵でとじる |
パン | ・チーズトースト (玉ねぎ、ベーコン、スライスチーズをのせて、ピザ風に) ・サンドイッチ (ハムやきゅうり、卵をはさんで) ・ホットドッグ (バターロールにウインナーや卵をはさんで) |
野菜など | ・野菜などの具をたくさん入れたみそ汁やスープなどの汁物の作り置き ・温野菜サラダ(耐熱容器に、カボチャ、ニンジン、ブロッコリーなどの 野菜とバターを入れてチン!) |
♪朝食をおいしく食べるための工夫♪
◆早寝早起きで生活リズムを整える
◆早めの夕食を心がける
◆夜の下準備で朝の調理時間を短縮する
この記事に関するお問い合わせ
こども家庭室
TEL:(児童家庭相談係)TEL:072-810-8310 (母子保健係) TEL:072-893-6405