公開日 2024年07月18日
更新日 2024年07月18日
家庭から出るごみの中にどの程度の生ごみが含まれているかご存知ですか? 実は燃やすごみのうち、「生ごみ」は約40%にのぼります。 この中には、封を切らずに捨てられた「手つかず食品」や、たくさん買いすぎて食べ切れなかった食品がたくさん入っています。
また、「生ごみ」のはその重量のほとんどが「水分」で占められています。
そこで家庭でできるごみの減量化に「使い切り・食べ切り・水切り」の『3切り運動』を始めてみませんか?
使い切りましょう!
使いきり |
必要な食材だけ購入し、買いすぎないようにしましょう。 |
食材は、必要な分だけ買って、使い切りましょう!
できるだけ使いきって生ごみを減らしましょう。
冷蔵庫の中を確認して消費期限が切れた食品のチェックや、同じものを買ってしまうムダをなくしましょう。
大根やにんじんの皮を厚く剥いたりと、食べられる部分まで捨てていませんか?
必要な食品を、必要な時に、必要な量だけ購入することを心がけましょう。
食べ切りましょう!
食べきり |
食べ物を大切にし、残さず食べましょう。 |
野菜の皮や芯も調理しておいしく食べましょう
料理は、必要な量を考えて作りすぎないようにしましょう。
捨てられがちな野菜の皮や芯も調理次第で「きんぴら」や「酢の物」などに変身します。
食べ切れなかったときは、他の料理に作り変えるなど、調理方法を工夫してみてはどうでしょう。
インターネットのレシピ紹介サイトを活用して手軽にチャレンジしませんか。
水切りしましょう!
水切り |
生ごみを捨てるときは、水分をできるだけ切って、ごみを減量しましょう
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「生ごみ」の重量はそのほとんどが水分です。
「生ごみ」に水分が多く含まれているため、“ごみが重く”なり、さらに“腐敗して臭いがする”といった影響が生じます。
生ごみは、収集運搬して焼却処理をしていますので、水分が多く含まれているほど償却のための費用がかかることになります。
切りくずは、できるだけ濡らさずに!
玉ねぎの皮やピーマンの種などの調理時にでる野菜くずは、三角コーナーなど、シンクの中においておくと余計な水がかかってしまうことがあるので、取り除いたときに別の袋等に入れるなど、できるだけ濡らさないようにすることで、水切りがしやすくなります。
水切りすると…
「生ごみ」の水切りで生ごみが軽く、少なくなるため、ごみの減量やCO2の削減に繋がります。
ごみ出しも軽くなって、 ごみ収集車の負担も軽くなる上、より少ないエネルギーで焼却することができるので、CO2の削減にも繋がります。
生ごみの一絞りにご協力ください。