SDGsの推進について

公開日 2021年02月10日

更新日 2021年03月19日

SDGs( Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標) )とは

 

SDGs(エスディージーズ)は、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されている、持続可能な世界の実現に向けた2016年から2030年までの国際目標で、17のゴール(目標)と169のターゲット(具体的目標)、約230のインディケーター(指標)より構成されています。

 

国は、2016年5月にSDGs推進本部を設置し、2030年までに日本の国内外においてSDGsを達成するための中長期的な国家戦略として「SDGs実施指針」を策定しました。

【参考】 SDGs達成に向けた政府の取組(外務省ホームページ)

 

この「SDGs実施指針」では、次のことが示されています。

  • 地方自治体においては、SDGsの一層の浸透や主流化を図ること
  • SDGs達成に向けた取組を地域の人口減少や地域経済の縮小などの地域課題の解決につなげること   
  • 各種計画にSDGsの要素を反映すること

SDGs達成に向けての取組みは、国レベルで実施すべきものも含まれますが、地方自治体における積極的な取組みも必要です。

 

SDGsを構成する17のゴールについて

持続可能な世界の実現を目標に、SDGsは次の17のゴールより構成されています。

ゴール(目標) 説 明
    1 貧困  あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる
2 飢餓 飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養の改善を実現し、持続可能な農業を促進する
3 保健 あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
4 教育 すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する
5 ジェンダー ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う
6 水・衛生 すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する
7 エネルギー すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する
8 成長・雇用 包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用を促進する
9 産業・イノベーション 強靭なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る
10 不平等            各国内及び各国家間の不平等を是正する。
11 都市 包摂的で安全かつ強靭で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
12 生産・消費 持続可能な生産消費形態を確保する。
13 気候変動 気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる
14 海洋資源 持続可能な開発のために、海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
15 陸上資源 陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
16 平和 持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、全ての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する
    17 パートナーシップ 持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

 

本市におけるSDGsの推進について

SDGsの示す理念や方向性は、本市の定める基本構想等と多くの部分で共通しています。

そのため、本市では、各部署が実施する取組みにSDGsを明確に位置づけることで、市民や事業者など多様な関係者(ステークホルダー)への浸透を図り、それぞれが連携・協力しながら持続可能なまちづくりを行っていくことによって、SDGsの達成に貢献することを目指します。

 

【参考1】 実施計画書のページ  (令和3年度より対応)

【参考2】 交野市まち・ひと・しごと創生総合戦略のページ  (第2期戦略より対応)

 

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秘書政策課 政策企画担当
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