公開日 2022年11月13日
近年、食品工場及び業務用厨房施設等において都市ガス及び液化石油ガス(以下 「ガス」という。)の消費設備による一酸化炭素(以下「CO」という。)中毒事故が発生しています。
2016年8月には宮崎県内の高校で業務用ガスオーブンを使用した食品製造の実習中に生徒13名及び教諭2名がCO中毒となる事故が発生し、2021年も1件(死者0名、軽症者3名)発生しています。また、直近では、2022年8月、静岡県内の企業において、社員食堂用厨房内にある洗浄室に出入りをした14名が病院に搬送され、うち11名がCO中毒と診断された事故が発生したところです。これらの事故の原因は、 機器の経年劣化や不十分な換気であり、それによって燃焼器が不完全燃焼を起こし、 COを発生したものです。そのほかのCO中毒事故もその原因の多くが同様に機器の 経年劣化や不十分な換気となっています。
食品工場及び業務用厨房施設等においてひとたびCO中毒事故が発生した場合、多 くの人を巻き込み、甚大な被害を及ぼす可能性があることから、ガスの消費設備の使用者様や管理者様は、下記の資料を参考にCO中毒事故の防止に努めてください。
2.飲食店や食品工場などでガス機器を使われている皆様へ[PDF:2.78MB]
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