公開日 2023年12月21日
少子高齢化、人口減少という社会潮流の中で、本市特有の課題である土地開発公社の健全化を進めながら、自然災害に対応するための防災対策や都市基盤の整備、そして公共施設の老朽化対策などに対応していくため、今後はより厳しい財政運営が予想されます。
そのため、不足する財源については、安定的な財政基盤の確立のため、財源確保の取組を進める必要があります。
この財源確保の取組の一つとして、地方債の借入利率について、これまでの固定金利方式から利率見直し方式への変更や、短期間での借換を取り入れ、令和4年度の地方債借入から、より有利な利率での地方債の発行を進めています。
令和4年度については約19億1,700万円の市債を発行しましたが、そのうちの8億9,090万円について、5年毎の利率見直し方式または借換方式により発行しました。
借入から利率が見直されるまでの5年間について、適用された利率と、固定金利方式で借入れた場合の利率を比較した差額は以下のとおりです。
発行年度 | 令和4年度 |
算出期間 | 令和5年度〜令和9年度 |
対象額 | 8億9,090万円 |
効果額 |
2,467万円 |