公開日 2023年10月30日
1.市民創造の森について
「市民創造の森」は、星田地域内の金剛生駒紀泉国定公園・近郊緑地保全区域及びその周辺に位置する都市近郊の貴重な緑のオープン・スペースとして整備が期待され、平成元年に「市民創造の森整備推進ゾーン構想」が策定されました。
しかしながら、当初構想の策定後、一部造成工事を経てすでに40年近くが経過し、現状の一部は急峻な崖地を形成しており、土砂災害警戒区域及び土砂災害特別警戒区域に指定されていることから、災害の未然防止対策の必要性に迫られいます。
2.現状把握と見直しについて
当初構想においては、市街化調整区域では整備できない用途・規模(レジャー施設等)の建築が予定されていたため、市民創造の森区域には自然公園区域だけではなく、市街化区域も含んでいました。しかし、当初構想の策定から40年近くが経過し、レクリエーション関連での新たな公共建築物の整備は時代にそぐわない内容となっており、また、新たな建築物の整備は想定しないため、市街化区域については、市民創造の森区域から除外することとしました。
3.今後の整備方針ついて
○災害リスクの低減を図るとともに、市民が親しみやすいレクリエーション活動の場の創出を図っていきます。
・土砂災害警戒区域及び土砂災害特別警戒区域については、地震災害を未然に防止するため対策を講じることとします。
・市民創造の森については、当初のコンセプトである自然環境の保全、市民と自然とのふれあいを踏襲し、周辺住民にとって憩い・やすらぎである空間の創造できるよう、利用者でつくり・そだてる市民参加型のレクリエーション活動の場を創出することとします。
※本件については、現在、大阪府を含め関係機関と協議を継続しています。
参考資料[PDF:1.84MB]
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