生ごみ処理器(キエーロ)のご紹介

公開日 2024年03月21日

家庭用生ごみ処理器は燃やすごみの減量に有効です。

 交野市では、電気を使用しない家庭用の生ごみ処理器として、コンポスト・EMボカシ・ダンボールコンポスト生ごみ処理
器の事業を過去に取り組んでおりましたが、使用する上で促進剤の購入や虫の発生、手間がかかる等の理由から、使用者
が生ごみ処理を家庭で行うことが難しいとのご意見をいただきました。
この度、ご紹介するキエーロは、上記のような使用上の困難さを大幅に改善させていることが特徴です。
 交野市では、食品ロスに取り組んでいます。
令和元年度に燃やすごみの調査を行い、厨芥類(調理くず等)割合は、40.5%で内訳としては、調理くず78.2%、手付かず
の食品16.3%、食べ残し4.0%、その他1.5%でこの結果を踏まえて食品ロスの取り組みを始めました。
食品ロスの取り組みとしては、3きり運動の一つ、必要な分・使いきれる分だけ買う、レシピの「工夫」で無駄なく使う、
賞味期限1ヶ月以上で家庭で消費できない手付かずの食品はフードドライブにご協力頂く、といったことを実施しております。
家庭で発生する残滓(調理くずや食べ残し)は、今回ご紹介させていただくキエーロで今後処理することにより、燃やすごみ
の減量につながりまた、二酸化炭素の発生抑制にもつながります。
 ご紹介するキエーロにつきましては、神奈川県葉山町のキエーロ葉山さんが考案した生ごみ処理器です。

特 徴

 ・土の中のバクテリアを利用して生ごみを分解するため、土が増えません。
 ・特別な菌や電気代等が不要で特別な維持費がかかりません。
 ・維持管理で使用するのは、水のみのです。
 ・生ごみを分解した土は肥料として使うことができます。
 ・小スペースで設置が可能でマンションのベランダにも置くこともできます。
 ・生ごみ処理する中でのごみ臭もありません。

キエーロ写真 
※写真は、実際に市職員が1年以上自宅で使用しているキエーロです。(マンションのベランダに設置してます。)

プランターでキエーロの制作材料[PDF:307KB]
プランターでキエーロの作り方[PDF:172KB]
プランターでキエーロの使用方法[PDF:144KB]

この記事に関するお問い合わせ

環境事業課
TEL:072-892-0121

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