公開日 2024年05月13日
出火原因の第一位は放火です(疑いも含む)。
火災統計の分析では、例年の出火原因の一位は、放火又は放火疑いです。
令和4年中の全火災3万6314件でした。そのうち、放火及び放火疑いが3710件と全体の一割を占めています。
放火防止対策について
放火を防ぐためには、「放火されない環境づくり」を地域ぐるみで目指すことが重要です。市民の皆さん一人ひとりが放火火災に対する危険意識を持ち、防止対策を心がけ、放火されない、させない地域環境づくりに取り組みことが必要です。
放火されないまちづくり8つのポイント
1. 家のまわりをいつも整理整頓しましょう。
段ボールなど燃えやすいものは置かない。また、共同住宅の廊下、階段など共同部分には物を置かないようにしましょう。
*放火されやすい環境を作らない。
2. 物置や車庫などに鍵をしましょう。
外部から簡単に進入できないように必ず鍵をかけておきましょう
*空き巣防止のためにも重要なことです。
3. 消火器及び消火バケツ、住宅用火災警報機などを用意しましょう。
*自宅の防火対策のため重要なことです。
4. 車やオートバイのボディカバーは防炎製品を使いましょう。
*防炎製品は、火源に接しても燃え広がりにくく、火災の拡大を防止する効果があります。
5. ゴミは、決められた日の朝に出しましょう。
*燃えやすいものを置いておくと、放火魔の思うツボです。
交野市のゴミの日はこちら
6. 外灯やセンサーで家のまわりを明るくしましょう。
*放火魔は、留守の時や、暗闇で見つかりにくい場所を狙います。
7. 外出するときは、隣人に一声かけましょう。
*普段から隣人と親睦を深め、地域ぐるみで放火防止対策に役立ち、また、不審者等から家を守ることにもつながります。
8.地域ぐるみで放火防止に取り組みましょう。
放火火災防止対策戦略プラン(総務省消防庁)
「放火されない環境づくり」を地域ぐるみで目指すために
- 地域の現状把握
- 放火火災防止の目標の設定
- 必要な対策の実施
- 実施した対策の効果の評価
という一連のプロセスを継続的に行うことが重要です。
「放火火災防止対策戦略プランシート」は、個人用、事業所用、地域用があり必要なチェックシートをプリントアウトし、活用することで地域の現状や必要な対策を把握することができます。
種類 | 対象 | シート |
個人用 | 一般家庭を対象としたもの | 個人用[PDF:160KB] |
事業所用 | 会社(事業所の防火管理者及び施設管理者に従事する者)を対象としたもの | 事業所用[PDF:174KB] |
地域用 |
自治会、町内会、商店街等を管理する者を対象としたもの |
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