水道水中の有機フッ素化合物(PFAS)について

公開日 2024年07月25日

更新日 2024年08月29日

有機フッ素化合物(PFAS)とは

 有機フッ素化合物のうち、ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物を総称して「PFAS」と呼びます。PFASは1万種類以上の物質があり、撥水・撥油剤や界面活性剤等の幅広い用途で使用されています。PFASのうち、代表的なものとして、ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びペルフルオロオクタン酸(PFOA)があります。PFOS及びPFOAは難分解性、高蓄積性といった性質があり、撥水剤、コーティング剤、消火剤等の幅広い用途で使用されていました。また、代替品として、ペルフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)が使用されていました。現在は、いずれも製造及び輸入等を原則禁止されています。

 

有機フッ素化合物(PFAS)の基準等について

 PFOS及びPFOAは、令和2年4月に水質管理項目に追加され、国の暫定目標値は、合算値で50ng/L以下と定められています。また、PFHxSについても、令和3年4月から、新たに要検討項目に追加され、目標値は設定されておりません。

 ■環境省「水道水質基準について」

 

有機フッ素化合物(PFAS)の検査結果

 交野市では、令和3年度以降、原水(総原水)及び浄水(混合水)のPFOS及びPFOAを年1回検査しており、国が定める暫定目標値(50ng/L)を下回っていることを確認していますので、安心してご利用いただけます。また、令和5年度からはPFHxSについても検査しています。結果は、以下の水質試験成績書(年報)にも掲載しています。今後も、検査を継続し、検査結果は随時ホームページに掲載します。

 ■ 水質試験成績書(年報)

             

PFOS及びPFOAの測定結果(単位:ng/L)
  総原水

浄水

(混合水)

令和6年度 32 30

 

参考(関係機関等の外部リンク)

 ■ 環境省「PFASに対する総合戦略検討専門家会議」

 ■ 環境省「PFOS、PFOAに関するQ&A集(令和6(2024)年8月)

 ■ 環境省「PFASに関する今後の対応の方向性」(令和5(2023)年7月)

 

お問い合わせ先

 交野市水道局

 浄水課 水質管理係

 TEL: 072−893−6281

 mail: suidouj@city.katano.osaka.jp

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