公開日 2024年07月26日
「クビアカツヤカミキリ」は、梅、桃、桜など、主にバラ科の樹木に産卵し、樹木の内部を食い荒らし枯死させる、有害な特定外来生物です。
平成27年に大阪府南部ではじめて確認されて以降、生息域を拡大。平成30年1月に「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」に基づき、特定外来生物に指定されました。
同法によって特定外来生物は、飼養(飼育)、保管、運搬、輸入、販売、譲り渡し、野外へ放つことが禁止されています。
参考:環境省リーフレット
体長は2〜4センチ程度
名前の通り頭部の下が赤く、その側面に突起があり、体は黒く光沢がある
令和6年7月に成虫が市内で初確認されました
本市でも令和6年7月に、成虫2匹が初確認され、捕獲(捕殺)されました。
捕獲場所周辺の現地調査を行ったところ、その他別の木にもフラス排出の被害がみつかりました。
非常に強い繁殖能力を持つため、今後市内でも被害が拡大していく可能性があります。
駆除・防除対策について
クビアカツヤカミキリは、生態系等に係る被害や、農林水産業に係る被害。また、桜の枯死による景観的被害、被害木の枯損や落枝、倒木の危険など、多くの被害が考えられます。非常に強い繁殖能力を持つため、早期発見と早期防除が重要となります。
成虫を発見の際は、その場で捕殺(踏みつぶす等)を、お願いします。
また、樹木の根元に、うどん状に固まったフラスを発見した時は、発生場所や状況の把握をする必要があるため、施設の管理者または、環境衛生課までご連絡をお願いします。
麺状で大量のフラス
防除対策他詳しくは、下記のHPを参考に対応をお願いします。
参考:生態と防除対策
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