本市における北陸新幹線の動きについて

公開日 2024年07月18日

更新日 2024年12月19日

概要

 北陸新幹線は、全国新幹線鉄道整備法に基づき昭和48年に整備計画が決定された整備新幹線で、現在、敦賀駅から新大阪駅までの延伸に向けて各種調査が進められています。

 事業者である独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構が、令和元年11月に環境影響評価方法書にて公開した大まかなルートでは、本市域の地下をトンネルで通過することとなっていますが、本市の水道水の8割は地下水を水源としていることから、トンネル工事による地下水の枯渇や減水が懸念されます。

 本市は北陸新幹線の事業推進に対する直接的な権限はありませんが、市民生活への影響を踏まえ、同機構に対し懸念を伝えていくとともに、引き続き協議を継続し、地下水への影響に対し誠意ある対応を求めていきます。
 

 ◯市議会全員協議会における報告(令和6年7月18日)
  本市における北陸新幹線の動きについて[PDF:1.78MB]
 

 ◯事業者ホームページ(独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構HP)
  https://www.jrtt.go.jp/project/hokuriku.html

 

これまでの北陸新幹線事業に関する申し入れについて

日付 相手先 内容 詳細
令和6年
7月30日
鉄道・運輸機構

北陸新幹線事業に伴う本市水道水源の確保に係る嘆願書

  • 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構に対し、北陸新幹線トンネル工事における本市水道水源の確保に係る申し入れを行いました。

嘆願書(R60730)[PDF:437KB]

令和6年
11月12日
鉄道・運輸機構

北陸新幹線事業に伴う本市水道水源の確保に係る再嘆願書(2回目)

  • 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構に対し、詳細ルート決定前の地下水影響調査の実施について改めて申し入れを行いました。
再嘆願書(R61112)[PDF:306KB]
令和6年
12月2日
大阪府

北陸新幹線事業に伴う意見聴取に係る申し入れ

  • 大阪府都市整備部交通戦略室に対し、広域自治体としての責務として、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム北陸新幹線敦賀・新大阪間整備委員会に、沿線市である本市の意見を確実に伝えるよう申し入れを行いました。
申入書(R61202)[PDF:372KB]
令和6年
12月17日
鉄道・運輸機構

北陸新幹線事業に伴う本市水道水源の確保に係る申し入れ(3回目)

  • 令和6年12月11日付けで鉄道・運輸機構から「本市の水環境や地下水について令和3年に本市の協力を得ながら実地調査を行った」「水環境や地下水への影響はほとんどない」旨の文書を頂戴しました。
  • しかし、本市はこれまで「地下水影響調査はこれから実施する」との説明を受けてきたことや、過去の実地調査の結果について詳細な説明は受けていないこと、また、「水環境や地下水への影響はほとんどない」との結論を導くには調査が不十分と考えることから、改めて詳細ルート決定前の地下水影響調査の実施について強く申し入れを行いました。

(鉄道・運輸機構からの文書)
交野市内における地下水調査について(R61211)[PDF:470KB]
 

(交野市申し入れ文書)
申入書(R61217)[PDF:422KB]

この記事に関するお問い合わせ

秘書政策課 政策企画担当
TEL:072-892-0121

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