公開日 2024年12月13日
更新日 2024年12月13日
近年、柔軟剤などの香りにより、頭痛や吐き気等の体調不良を訴える相談が消費生活センターに寄せられています。
香りによる体調不良とは、合成洗剤や柔軟剤、香水、整髪料、化粧品類などに含まれる合成香料によって頭痛、吐き気、動悸など様々な症状が誘発されることをいいます。香りの感じ方には、個人差があり、自分にとって快適な香りでも、困っている人もいますので、理解と配慮が必要です。
周囲への配慮をお願いいたします
私たち一人ひとりにできることがあります
- 香りつきの洗剤や柔軟剤、香水、整髪料などを使用する場合は、過度な使用量にならないようにしましょう。
- 公共の場など人が集まるところでは、香料の使用を控えるなど、周りの人に配慮して使用しましょう。
- 住宅に隣接した家庭菜園や農地等で農薬や殺虫剤、虫除けスプレーなどを使用するときは、周囲の人に飛び散らないように注意しましょう。
- 自分にとって快適な香りでも、不快に感じる人や体調を崩す人がいるということを認識しましょう。
厚生労働省、消費者庁、文部科学省、経済産業省、環境省の連名によるポスター「その香り困っている人もいます。ポスター[PDF:829KB]
参考情報
大阪府ホームページ「その香り、困っている人もいます(香りへの配慮をお願いします)」
〈外部リンク〉https://www.pref.osaka.lg.jp/o100040/chikikansen/kaorihairyo/index.html
消費者庁ホームページ「その香り困っている人もいます」(外部リンク)
〈外部リンク〉https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/other/
独立行政法人 国民生活センター柔軟仕上げ剤のにおいに関する情報提供(2020年)
〈外部リンク〉https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20200409_2.html
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