(目的)

第1条　この規程は、本市の庁用に供される自動車及び原動機付自転車(水道局に属するものを除く。以下「庁用自動車」という。)を適正に管理し、その効率的な運営を図ることを目的とする。

(用語)

第2条　この規程において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

(安全運転管理者の義務)

第3条　安全運転管理者は、運転者を指導監督し、庁用自動車の整備に留意し、常に安全運転の確保に努めなければならない。

(管理責任者の義務)

第4条　管理責任者は、庁用自動車を常に良好な状態に管理し、運行にあたつては、安全の確保に努めなければならない。

(庁用自動車の管理)

第5条　庁用自動車の各課等への配属及び一括管理車両は、別に定める。庁用自動車の各課等への配属及び一括管理車両は、別に定める。

(点検整備)

第6条　庁用自動車の点検整備は、管理責任者又はその指定した者が使用前又は定期に行い、故障等を発見したときは、直ちに修理しなければならない。

(庁用自動車の運転)

第7条　庁用自動車の運転は、所属課等の長が指定した者が行う。

第8条　削除

(使用手続)

第9条　庁用自動車を使用しようとする者は、その管理責任者の承諾を受けなければならない。ただし、緊急その他やむを得ない場合は、この限りでない。

(使用の特例)

第10条　特殊の用務のもの又は業務執行上常時使用する必要があると認めるものに対しては、管理責任者は、前条の手続きを省略して使用を許可又は承諾することができる。

(使用者の責任)

第11条　前2条の規定により庁用自動車を使用又は運転する者は、使用期間中管理運行上の責任を負うものとする。

(使用者又は運転者の義務)

第12条　庁用自動車の使用者又は運転者は、管理責任者又は安全運転管理者の指示に従うとともに、次の各号に定められた事項を守らなければならない。

(運転日誌)

第13条　庁用自動車の運転者は、運転終了後、運転日誌(第2号様式)に記録し、管理責任者に提出しなければならない。

(燃料等の供給)

第14条　庁用自動車の使用者又は運転者は、燃料又はオイルの残量を調べ、使用に不足するときは、市と契約している業者から給油をするものとする。

(緊急統制)

第15条　財産管理室課長は、災害その他緊急事態が発生した場合(発生を予想される場合を含む。)は、庁用自動車の使用を停止し、又は配車管理に必要な臨機の処置をとることができる。

(事故報告)

第16条　庁用自動車の使用者又は運転者は、事故が発生したときは、法令に基づく応急処置をした後、直ちに所属課等の長及び管理責任者に報告し、また報告を受けた所属課等の長は、速やかに事故報告書(第3号様式)を作成の上、安全運転管理者及び車両共済保険担当課長を経て、市長に報告しなければならない。交通違反事件が発生したときもまた同様とする。

(盗難、損傷)

第17条　庁用自動車の使用者又は運転者は、庁用自動車(附属部品等を含む。)が盗難にあつたとき又は損傷したときは、直ちに所属課等の長を経て、管理責任者に被害報告書(第4号様式)を提出するとともに、盗難又は損害にあつては、警察署に届け出なければならない。

(示談)

第18条　市長は、交通事故又は交通違反事件について、示談等の必要があると認めたときは、特に指定した者に交渉にあたらせることができる。

(損害賠償)

第19条　庁用自動車の使用中の事故に対する損害賠償については、市の責任において行うものとする。

(求償権の行使)

第20条　庁用自動車の管理責任者、使用者又は運転者が故意又は重大な過失により事故を起こしたときは、当該職員に対して損害賠償の額について求償することができる。

(審査委員会)

第21条　市長は、交通事故又は交通違反事件に関する損害賠償等必要な処理をするときは、別に定める交野市庁用自動車事故審査委員会に、次の事項を諮問しなければならない。