○交野市基準該当障がい福祉サービス事業者の登録に関する規則
平成19年3月30日
規則第16号
(目的)
第1条 この規則は、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(平成17年法律第123号。以下「法」という。)に基づく特例介護給付費及び特例訓練等給付費の支給を円滑に行うため、基準該当障がい福祉サービスの事業を行うもの(以下「基準該当障がい福祉サービス事業者」という。)の登録等について必要な事項を定めることを目的とする。
(平成25規則12・一部改正)
(用語の定義)
第2条 この規則で使用する用語の意義は、法で使用する用語の例による。
(基準該当障がい福祉サービス事業者の登録)
第3条 基準該当障がい福祉サービス事業者は、この規則で定めるところにより市長の登録を受けることができる。
2 市長は、基準該当障がい福祉サービス事業者が法に基づく指定障害者福祉サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準(平成18年厚生労働省令第58号。以下「指定障害福祉サービス等基準」という。)に規定する基準該当障害福祉サービスに関する基準を満たし、それらの基準に従って事業を継続的に運営することができると認める場合に前項の登録を行うものとする。ただし、当該基準該当障がい福祉サービス事業者が指定障害福祉サービス等基準に規定する指定障害福祉サービスに関する基準を満たし、指定障がい福祉サービス事業者の指定を受けることができると認めるときは、登録しないことができる。
(1) 事業所の名称及び所在地
(2) 申請者の名称及び主たる事務所の所在地並びにその代表者の氏名及び住所
(3) 当該申請に係る事業の開始の予定年月日
(4) 事業所の平面図及び案内図
(5) 事業所の設備の概要
(6) 事業所の管理者の氏名、経歴及び住所
(7) 事業所のサービス提供責任者の氏名、経歴及び住所(居宅介護、行動援護に係る事業に限る。)
(8) 運営規程(虐待防止対策を含む規定であることを要する。)
(9) 利用者からの苦情を解決するために講ずる措置の概要
(10) 当該申請に係る事業に係る従業者の勤務の体制及び勤務形態並びに組織体制図
(11) 当該申請に係る事業に係る資産の状況
(12) 事故発生時の対応策
(13) 主たる対象者を明示する理由
(14) 法第36条第3項の各号の規定に該当しない旨の誓約書
(15) その他市長が必要と認める事項
(平成25規則12・一部改正)
(登録の通知)
第5条 市長は、第3条の規定により登録したときは、当該登録を受けた事業者(以下「登録事業者」という。)に基準該当障がい福祉サービス事業者登録通知書により通知するものとする。
(平成25規則12・一部改正)
(登録の更新)
第5条の2 基準該当障がい福祉サービス事業者の登録は、6年ごとにその更新を受けなければ、その期間の経過によって、その効力を失う。
2 前項の更新の申請により登録の更新がされたときは、その登録の有効期間は、従前の登録の有効期間の満了の日の翌日から起算するものとする。
(平成25規則12・追加)
2 登録事業者は、基準該当障がい福祉サービスの事業を廃止し、休止し、又は再開したときは、当該事業に従事する従業者の勤務の体制及び勤務形態に関する書類を添えて市長に届け出なければならない。
(基準該当障がい福祉サービスに係る特例介護給付費及び特例訓練等給付費の支給)
第7条 市長は、支給決定身体障がい者、支給決定知的障がい者、支給決定精神障がい者及び支給決定保護者(支給決定を受けた障がい児の保護者をいう。)(以下「支給決定障がい者等」という。)が登録事業者から基準該当障がい福祉サービスを受けた場合において必要があると認めるときは、特例介護給付費及び特例訓練等給付費を支給する。
2 特例介護給付費及び特例訓練等給付費の額は、当該基準該当障がい者福祉サービスについて法に基づく指定障害者福祉サービス及び基準該当障害福祉サービスに要する費用の額の算定に関する基準(平成18年厚生労働省告示第169号)及び障害自立支援法に基づく指定障害福祉サービス及び基準該当障害福祉サービスに要する費用の額の算定に関する基準に基づき厚生労働大臣が定める単位の単価(平成18年厚生労働省告示第232号)(以下「基準等」という。)により算定した費用の額とする。
(平成25規則12・一部改正)
(特例介護給付費及び特例訓練等給付費の代理受領)
第8条 登録事業者は、あらかじめ法第30条第1項第2号のイに該当する場合に支給する特例介護給付費及び特例訓練等給付費の代理受領について市長に申し出ている場合において、支給決定障がい者等が当該登録事業者から基準該当障がい福祉サービスを受けたとき、当該支給決定障がい者等からの委任に基づき、当該支給決定障がい者等が支払うべき当該基準該当障がい福祉サービスに要した費用について、特例介護給付費及び特例訓練等給付費として当該支給決定障がい者等に対し支給されるべき額の限度において、当該支給決定障がい者に代わり、支払を受けることができる。
2 前項の規定による支払があったときは、支給決定障がい者等に対し特例介護給付費及び特例訓練等給付費の支給があったものとみなす。
3 登録事業者は、第1項の規定による支払を受けた場合には、当該支給決定障がい者等に対し、当該支給決定障がい者等に係る特例介護給付費及び特例訓練等給付費の額を通知することとする。
4 市長は、登録事業者から特例介護給付費及び特例訓練等給付費の請求があったときは、指定障害福祉サービス等基準に規定する基準該当障害福祉サービスの事業の設備及び運営に関する基準(基準該当障害福祉サービスの取扱いに関する部分に限る。)に照らして審査の上、支払うものとする。
5 登録事業者は、その提供した基準該当障がい福祉サービスについて、第1項の規定により、当該基準該当障がい福祉サービスの利用者である支給決定障がい者等に代わって特例介護給付費及び特例訓練等給付費の支払を受ける場合は、当該基準該当障がい福祉サービスを提供した際の請求額の全額から、当該支給決定障がい者等から利用者負担額として、支払いを受けた額を控除した額を請求するものとする。
6 登録事業者は、利用者負担の支払いを受けたときは、当該支給決定障がい者等に対し、領収証を交付しなければならない。
7 前項の領収証においては、基準該当障がい福祉サービスについて、支給決定障がい者等から支払いを受けた費用額のうち、特例介護給付費及び特例訓練等給付費に係るもの及びその他の費用の額を区分して記載し、当該その他の費用の額についてはそれぞれ個別の費用ごとに区分して記載しなければならない。
(平成25規則12・一部改正)
第10条 市長は、支給決定障がい者等から特例介護給付費及び特例訓練等給付費の請求があったときは、指定障害福祉サービス等基準に規定する基準該当障害福祉サービスの基準に照らして審査の上、支払うものとする。
(報告等)
第11条 市長は、特例介護給付費及び特例訓練等給付費の支給に関して必要があると認めるときは、法第48条の規定により、登録事業者若しくはその従業者(以下「登録事業者等」という。)又は登録事業者等であったものに対して、報告若しくは帳簿書類の提出又は提示を命じ、出頭を求め、又は基準該当障がい福祉サービスの事業を行う事業所について帳簿書類その他の物件を検査することができる。
2 前項の規定による権限は、犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない。
(1) 指定障害福祉サービス事業者の指定を受けたとき。
(2) 第5条の2第1項の規定により登録の効力を失ったとき。
(3) 登録事業者が、第3条第2項に規定する基準を満たすことができなくなったとき。
(4) 特例介護給付費及び特例訓練等給付費の請求に関し不正があったとき。
(5) 登録事業者等が前条第1項の規定により報告又は帳簿書類の提出若しくは提示を命ぜられてこれに従わず、又は虚偽の報告をしたとき。
(7) 登録事業者が、不正の手段により第3条に規定する登録を受けたとき。
(平成25規則12・一部改正)
(登録事業者に係る情報の提供)
第13条 市長は、登録事業者に係る情報(第6条に規定する変更の届出等に係る情報を含む。)のうち、次に掲げるものを大阪府に提供するものとする。
(1) 第4条の規定により登録の申請をした者の名称並びに代表者の氏名及び住所
(2) 事業所の名称及び所在地
(3) 登録年月日
(4) 事業開始年月日
(5) 運営規程
(6) 事業所番号
(7) その他市長が必要と認める事項
(平成25規則12・一部改正)
(委任)
第15条 この規則に規定するもののほか必要な事項は、市長が別に定める。
附則
この規則は、平成19年4月1日から施行する。
附則(平成25年規則第12号)
この規則は、公布の日から施行する。ただし、第1条、第4条第14号、第7条第2項及び第8条第1項の規定は、平成25年4月1日から施行する。