重層的支援体制整備事業がスタートしました

公開日 2023年08月09日

更新日 2023年08月22日

「交野市では、市民の身近な相談窓口を増やすとともに、相談しやすい体制をつくり、地域において生活課題を抱えたまま孤立してしまい、生きづらさを抱えた人も役割をもって暮らしていける地域共生社会の実現をめざします。」

 

交野市では『No孤独No孤立、だれもが役割を持ち活躍できる社会に〜オール交野のプロジェクト〜』を基本理念とした取り組みを進めてまいります

地域で孤立して「生きづらさ」を感じている人や複雑化・複合化した課題を抱えた世帯に対して必要な支援を届けることは、行政や専門職だけで実現することは困難です。交野市でも孤独・孤立状態にある人や世帯の課題を解決していくために、行政内の部署の分野を越えた連携・協働を進めていきます。さらには連携・協働の輪を行政内部だけではなく、社会福祉法人をはじめとした福祉関係者との関係を深め、パ゜ートナーシップの輪を広げ、オール交野で当該事業の取り組みを進めていきたいと考えています。

 

計画についてはこちらをご覧ください。 ⇛ 交野市重層的支援体制整備事業実施計画[PDF:11.3MB]

 

[厚生労働省資料より抜粋] 

 

令和5年5月から多言語音声翻訳機の導入開始

当該事業の取り組みの一環として、令和5年5月から市役所本庁、青年の家、ゆうゆうセンターに英語、中国語、韓国語、スペイン語などの31か国語の翻訳に対応した多言語音声翻訳機を導入いたします。機械(AI)による通訳だけではなく、ビデオ通訳にも対応しており、ビデオ通話で直接通訳者と通話が可能ですので、しっかりとした意思疎通が可能です。外国語だけでなく、手話通訳ややさしい日本語への対応も可能ですので、必要な方はお申し出ください。

 

重層的支援体制整備事業とは

社会福祉法の改正によって、令和3年度から新たに創設された事業です。

交野市では令和5年4月から当該事業に取り組んでいます。

ひきこもりや8050問題(80代の親が50代の子どもの生活を支えるために経済的にも精神的にも強い負担を請け負うという社会問題のこと)、ヤングケアラーなどの介護、障がい、子育て、生活困窮など分野別の相談体制では、解決に結びつかない場合など、生活する上での困りごと等悩みや不安を抱えている方に対して、「分野を問わない相談支援」、「参加支援」及び「地域づくりに向けた支援」を一体的に取り組み、市全体でセーフティネットを強化して、支え合いのしくみづくりを構築する事業です。

 

[厚生労働省資料より抜粋]

 

この記事に関するお問い合わせ

福祉総務課
TEL:072-893-6400

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