公開日 2018年05月29日
更新日 2022年08月18日
「食育」ってなぁに?!
食育基本法において「食育」とは、生きるうえでの基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置づけられるとともに、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てるものと定義されています。
食育基本法は、平成17年に制定された食育の基本的な理念などを示した法律です。また、食育基本法に基づき、食育の推進に関する基本的な方針や目標について食育推進基本計画が定められています。
毎月19日は「食育の日」、6月は「国の食育月間」、8月は「大阪府の食育月間」です。
交野市では、すべての世代の市民が健康で明るくいきいきと暮らせるよう、H26年3月に交野市健康増進・食育推進計画を策定しました。また、H31年3月に交野市健康増進計画・食育推進計画(第2期)を策定し、第1期計画の評価と課題をふまえて食育を推進しています。
健康づくりには、食との関わりも深いことから、健康と食育の両分野を一体としています。子どもの時期から「食」に関するいろいろな知識を育み、「食」を選ぶ力を身に付け、生涯にわたり健康的な食生活を実践することが大切です。
第2期 交野市健康増進・食育推進計画の目標
*食育に関心を持っている人の割合の増加*
現状値(2018年度) | 目標値(2024年度) | |
食育に関心を持っている人の割合 | 68.4% | 80% |
「食育」とは、食に関する知識を身に付け、健康的な食生活を実践することにより、心と身体の健康を維持し、生き生きと暮らすために食育を通じて生涯にわたって「食べる力」=「生きる力」を育むことが必要です。
しかし、交野市では食育に「関心がある」「どちらかといえば関心がある」を合わせた割合は、どの世代も7割前後にとどまっています。みなさんも身近なことから「食育」に取り組んでみませんか?
※「食育について」詳しくはこちら 6月は食育月間です![PDF:272KB]
*野菜を摂る人の割合(緑黄色野菜をほぼ毎日食べる子どもの割合)の増加*
現状値(2018年度) | 目標値(2024年度) | ||
緑黄色野菜をほぼ毎日食べる 子どもの割合 | 小学生 | 65.2% | 80% |
中学生 | 54.4% | 65% |
*野菜を摂る人の割合(1日5皿以上の野菜を食べる人の割合)の増加*
現状値(2018年度) | 目標値(2024年度) | |
1日に5皿以上の野菜を食べる人の割合 | 5.1% | 増加 |
*1日に必要な野菜の量の目安は5皿以上。1皿あたりは70g(中くらいのきゅうり1本程度)が目安。
◆1日350g以上の野菜を食べよう!
みなさんは、意識して野菜を食べていますか?「健康日本21」では、生活習慣病などを予防し、健康な食生活を維持するための目標値の一つに「野菜を350g食べましょう」が掲げられています。
しかし、交野市民の1日の野菜摂取量は目標値(1日350g以上=料理にして5皿以上)より少 なく、どの年代においても野菜が不足しているのが現状です。
野菜は生活習慣病の予防に役立つ豊富な栄養素が含まれているので、毎日の食事に野菜料理をもっ と取り入れてみませんか?
※「野菜の働きと上手に食べるコツ」についてはこちら 野菜の働きと上手に食べるコツ[PDF:998KB]
*朝食を欠食する人の割合の減少*
現状値(2018年度) | 目標値(2024年度) | ||
朝食を欠食する人の割合 | 幼児 | 2.7% | 0% |
小学生 | 4.0% | 0% | |
中学生 | 8.4% | 5% | |
16〜18歳 | 8.0% | 5% | |
青年期 | 24.0% | 15% | |
壮年期 | 13.0% | 8% | |
高齢期 | 3.2% | 0% |
*朝食を「ほとんど食べない」割合と「週に2~3日」の割合の合計
◆毎日、「朝ごはん」食べていますか?
夜更かしして朝起きられず、仕事や学校に遅れそうになり、つい朝食抜きに・・・、なんてことは ありませんか? 交野市民の朝食の摂取状況を見ると、ほとんどの世代で8割以上の人が「ほとんど毎日」食べているものの、朝食を欠食する人の割合はまだまだ多く、特に若い世代で多くみられるのが現状です! そのため全世代の市民で「朝食を欠食する人の割合」が減少することを目標とし、取り組みを進めています。
朝ごはんは身体や脳を動かす重要なエネルギー源です。バランスのよい朝ごはんを食べて、健康で活発な1日をスタートさせましょう!
※「朝ごはんのメリットと手軽に食べるコツ」についてはこちら 朝ごはんのメリットと手軽に食べるコツ[PDF:900KB]
※「手軽な朝ごはんレシピ」はこちら 朝食レシピ[PDF:762KB]
*交野市の農産物を意識して購入している人の割合の増加*
現状値(2018年度) | 目標値(2024年度) | |
交野市の農産物を意識して購入している人の割合 | 16.0% | 増加 |
「地産地消」という言葉を知っていますか? 地産地消とは、「地域生産、地域消費」を略した言葉で、地域で採れた農産物をできるだけその地域で消費しようとすることをいいます。
市民の皆さんが市内のお店などで「買うこと、食べること」だけでなく、「地域で生産されたものを地域で消費すること」を通じて、生産者に対する信頼感や、農産物に対する安心感が築かれるなど、消費者と生産者との距離を近づけ、結びつきを強める取り組みのことです。
一人ひとりが自らの「食」を考えて、「食」に対する関心を高めながら、身近な地域の食に関心を持ち、地元の食べ物を消費することでエコにも繋がるのです。
😊家庭でできる「地産地消」の取り組み
地域の新鮮で旬のおいしい野菜は栄養価も高く、身体にも環境にも優しいので、ぜひ購入する機会があればいいですね。最近では地元の野菜コーナーを設けているお店も増えているので、いつも行かれるスーパーでも地元産の野菜がないか、是非チェックしてみてくださいね!
また、外国産より国産のもの、遠い県より近い県のものを選ぶなど、少しずつでも意識して生活の中に取り入れてみてはいかがですか?
★ファーマーズマーケットに行こう!
大阪府農業協同組合中央会のホームページに、大阪産の安全で新鮮な農産物の直売所(ファーマーズマーケット)のMAPが掲載されています。
「農産物直売所 MAP ОSAKA」 http://www.jaosaka.or.jp/agri/
6月は『食育月間』、毎月19日は「食育の日」です。
平成17年7月、食育基本法が施行され、同法に基づき、平成18年3月、食育推進会議において、食育推進基本計画が決定されました。今後、食育を国民運動として推進していくために、基本計画の中で、 毎年6月を「食育月間」とし、毎月19日が「食育の日」と定められました。
<なぜ6月が『食育月間』なの?>
食育基本法が成立した月が平成17年6月であることや、学校生活や社会生活等の節目に当る年度明けの時期で、進学や就職、転勤等の影響が少ない月が適当だということで、6月が食育月間となりました。
<毎月19日が『食育の日』なのは>
食育の「育(いく)」という言葉が「19」という数字を連想させること、また「食」という言葉も 「“しょ”→初→1」「“く”→9」ということで、「19」を連想させることから、19日が食育の日となりました。
できることから始めよう! こんなことも「食育」につながります!!
1、 家族や友人と楽しく食卓を囲もう
2、 栄養のバランスに気をつけて、1日3食きちんと食べよう
3、 感謝の気持ちを込めて「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつをしよう
4、 買い物で食品の表示を見たり、旬の食材を選ぶなど安心できる食材の選び方を身につけよう
5、 買いすぎや食べ残しをなくし、食品ロスを減らそう
6、 伝統的な食文化や地場産野菜を料理に取り入れよう
☆みなさんも「食育月間」を機会に、食育に取り組んでいきませんか?
★ライフステージ別の食育に関する情報★
ライフステージ | 情報 |
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妊娠・授乳期 |
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食べ物について知っておいて欲しいこと |
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乳児期 幼児期 |
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幼児の1日の食事の目安量 ★1~2才児・・・1~2才児の1日の食事量[PDF:251KB] ★3~5才児・・・3~5才の1日の食事量[PDF:252KB] |
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おやつについて・・・幼児期のおやつ[PDF:846KB] |
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市立認定こども園の食育だより 2021春の食育だより [PDF:143KB] 2021夏の食育だより [PDF:152KB] ★市立認定こども園での取り組みの様子・・・交野市立認定こども園での食育[PDF:795KB] |
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学童・思春期
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成人期
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栄養・食生活に関すること(四條畷保健所) |
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高齢期
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高齢者の食生活 |
★食中毒予防の原則と6つのポイント (政府広報オンライン)
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